CASAのインストール [ubuntu]

電波天文学で現在注目を集めているALMAの解析ソフトとして開発されたのがCASA。
今はあまり触る機会はないが今後を考えて入れておく。

[ 参考にしたサイト ]
http://casa.nrao.edu/casa_obtaining.shtml
http://alma.mtk.nao.ac.jp/EA-ARC/CASA/install_quickstart.html

1. 上の参考サイトからインストールファイルをとる。
私がインストールしたときは、「 casapy-32.1.15198-001-64b.tar.gz 」が最新版だった。
PCが64bit なのでこれを選ぶ。
# 32bit の方は同じファイルの32bit版があるのでそれを取得してください。

以下のコマンドを入力。
$ cd ~/Download
$ wget https://svn.cv.nrao.edu/casa/linux_distro/casapy-32.1.15198-001-64b.tar.gz

これでデータのダウンロードが始まる。
# ダウンロードに2時間もかかりました。。。

2. ダウンロードが終了したら、解凍したいフォルダにいく。
今回は、 /usr/local の下に解凍したいので、そこまでいってから解凍する。
$ cd /usr/local
$ sudo tar xzvf /home/tayako/Downloads/casapy-32.1.15198-001-64b.tar.gz

3. 解凍先のディレクトリにパスを通すためにファイルを開く。
$ vi ~/.bashrc

以下を追加する。
PATH="$PATH":/usr/local/casapy-32.1.15198-001-64b:/usr/local/bin

変更を有効にする。
$ source ~/.bashrc

4. CASAを使いたいときは、端末で以下を入力する。
$ casapy


[追記] 2012/06/29
CASAは常に最新の状態を保つ必要がある。
つまり、proposalを書く度に再度インストールする必要がある。
2012/06/29現在、linux 64it版の最新は以下のファイルだった。
(上記したリンクから常に最新バージョンが手に入る)

casapy-34.0.19988-002-64b.tar.gz

手順2までは同じ方法でインストール。
パスを通すところで、今まで通していたものをコメントアウトし、さっきインストールした方に通す。
.bashrcの変更を有効にした後に開いても、旧バージョンの方を認識してしまったので、
再起動をかけると新バージョンを読んでくれた。
# 旧バージョンは消してもよいかもしれないが、不具合が出るまでとりあえず放置!
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